もっとアイスクリームを大好きになってもらうためのプロジェクト「15.0%」。
TERADA MOKEIなどのプロジェクトで縁の深い、建築家の寺田尚樹さんが中心となっているプロジェクト。
2011年6月に発表されたアイスクリームスプーンのパッケージを弊社で製作しました。

かみの工作所には構造設計のエキスパートがいます。
箱のラフデザインから、提案されたパッケージを実製作に移す際のテクニカルなアドバイスなどを行います。
紙といえど厚みがあり、またちょっとした形の変化で大きく見た目の印象が変わることから、彼らのような専門スタッフが、このような複雑な箱や構造物を作る際には活躍するのです。
今回、スプーンを固定するための構造の提案、パッケージの形状、また全体を綺麗に箱に留めるためのデザインなど、専門的な知識やテクニックが必要な部分はかみの工作所のスタッフからも提案させて頂きました。
本体箱部分の印刷はスミ＋マットニス　その後、型抜き、貼り加工を行っています。
また、通常　穴あけをした際に抜け落ちてゴミとなる部分にも同時に印刷を行い、プロモーションにつかえるような販促品も作成しました。
パッケージを構成するパーツが非常に多くグラフィックデザイナーと弊社スタッフが共同して製作した、苦心の作品です。